骨盤矯正がなぜ必要かというと、骨盤の歪みは骨盤だけの問題ではなく体全体に影響が及ぶからです。骨盤が歪むと骨盤の上にある背骨のバランスが悪くなります。すると重心がずれて、背中が丸まったりお腹が出っ張ったりします。また、骨盤の歪みを別の箇所で補おうとするため、常に余計な力が入った状態になります。肩こりや腰痛はこのことが原因している場合もあります。このような理由から骨盤矯正で歪みを取り除く必要があります。
骨盤は大切ですよね。特に女性にとっては大切です。そんな大切な骨盤のゆがみ、放っておいて大丈夫ですか。骨盤のゆがみが気になるなら、骨盤矯正で正しい形に戻しましょう。骨盤矯正は、サロンや整体などでやってもらうこともできるし、骨盤体操や骨盤ベルトなどでセルフで行うこともできます。使える時間やお金は人それぞれですから、自分に合った方法で骨盤矯正をしましょう。
WWDC 2011基調講演リポート(4):
WWDC 2011の基調講演で発表された内容のうち、これまで紹介した「OS X Lion」「iOS 5」に続いて、最も注目される「iCloud」について見ていく。プレゼンはジョブズCEO自身が行った。
【写真で見るWWDC 2011基調講演リポート:アップルが目指すデジタルハブ戦略の第2章】
世界中から5200人以上の開発者が集まった「Worldwide Developers Conference 2011」(WWDC 2011)の開幕から1週間ほどが経過した。
今回の発表内容は、すでにWWDC 2011が開催される1週間前から予告されていたものだが、それでも世界中の開発者を驚かせるに十分なものだった。これまで見てきた「OS X Lion」「iOS 5」に続く3つ目のトピックであり、今回の発表の肝でもある「iCloud」について、WWDCから1週間目の筆者なりの印象や考察を交えながら紹介していこう。
●クラウド=デジタルハブ
WWDC 2011の基調講演で3つ目のテーマとなったのは「iCloud」だった。OS X Lionを紹介したワールドワイドマーケティング担当VPのフィル・シラー氏、iOS 5を紹介したiOSソフトのVP、スコット・フォースタール氏に続き、最後のiCloudを紹介したのはスティーブ・ジョブズCEO自身だ。
再び壇上に姿を現したジョブズ氏がOS X LionとiOS 5について触れ、「ここまでの内容は気に入ったかい?」と聞くと会場からは歓喜の声が上がり、「最後で台無しにしないようにがんばるよ」と言うと場内からは笑い声が溢れた。
「クラウド」――こう聞くとあなたは何を思い浮かべるだろうか。TCO削減? メンテナンスフリー? 社員のコラボレーションを促すワークスタイル? ジョブズ氏によるiCloudの紹介は、もっと別のアングルから始まった。
「十年ほど前、我々は最も深い洞察を示した。それは『パソコンがデジタルライフにおけるデジタルハブ(中枢)になる』というものだ。どういうことかというと、(PCこそが)デジタルカメラの写真の保管場所になるということ。デジタルビデオカメラの映像を取り込む場所にもなり、音楽も保管することになる。音楽をPCで入手し、それを(iPodなどのような)デバイスに同期する。この洞察は、この十年の大部分を通してかなりうまく行っているように見えた。しかし、ここ数年で事情は変わってしまった。一体なぜか。我々が使うデバイスが変わってしまったからだ」。
ジョブズ氏がこういうと、スクリーンにはMacとともに、iPhone、iPad、iPod touchの3製品が映し出される。
「今日、これらの機器はすべて音楽を保管している。すべてが写真を、そしてビデオを保管している。人々は音楽をiPhone上で直接購入するようになった。同じ曲をほかの機器でも聞きたいけれど、iPadにはその曲が入っていない。曲をiPadに転送するには、iPhoneをMacと同期し、その後、Macをほかの機器と同期する必要がある。ここで同期をすると、ほかの機器に入っている写真がMacに同期されるが、今度それをiPhoneでも見られるようにするには、iPhoneをまたつなぎなおさなければならない。すべての機器を同期させようと大忙しで、どうにかなってしまいそうだ」――会場からは同意の拍手が沸き起こる。
「ここでこの問題についての素晴らしい解決策を提示したい。この解決策こそが、次なる大きな洞察になると思っている。我々はMac(PC)を、iPhoneやiPad、iPod touchと同様の、ただのデバイスに格下げしようと思う。そして、デジタルライフの中心、つまり、デジタルハブ(中枢)の位置には、クラウドを据えよう。なぜなら、ここで横並びになっている機器はすべてコミュニケーション機能を内蔵していて、いつでもクラウドに接続可能だからだ。こうすれば、例えばiPhoneで写真を撮っても、それがまずはクラウドに転送され、そこから自動的にほかのすべての機器にもプッシュ(転送)されるようになるのだ。こうすることで、すべての機器は、私がまったく何も考えなくても勝手に同期されるようになる」――ジョブズ氏はここで声のトーンを変え、さらに別の視点からクラウドを語り始める。
「みなさんの中にはクラウドというのは、ただの“お空”のどこかにあるHDDだと考えている人もいるかもしれない。ファイルを取り出してDropBoxだかiDiskだかに入れると、それが転送される。それをほかの機器から取り出して使う。これがクラウドだと思っているかもしれない。我々はクラウドには、もっとほかに、かなり多くのできることがあると考えている。それを実現したのがiCloudだ」――ここでバックスクリーンに「iCloud」の定義が大写しにされ、ジョブズ氏がゆっくりとそれを読み上げる。
「iCloudはあなたのコンテンツを保管し、それをあなたが持っているすべての機器にワイヤレスでプッシュ(転送)を行う。……それに加えて、iCloudはあなたのアプリケーションと完全に統合しており、すべてが自動で行われる」。
ジョブズは一拍おいて、こう付け加える。「つまり、何も新しいことを学ばなくていいってことだ」「とにかく、ちゃんと動く」。――ここで場内からは喝采が溢れるが、ジョブズ氏自身が水を差す。
「あなたがたの中には、コイツの言うことなんか信じられるかよ。コイツは、あのMobileMeを作っていた奴らだぜ、という人がいるかもしれない」(場内は大爆笑)「あれは我々が望んだ通りのものではなかった。だが、我々はそこから多くを学んだんだ」。
●3つの基本機能を根本から作り直した「iCloud」
ここでジョブズ氏は、iCloudの機能を披露する。全部で9つだ。まずはMobileMeから引き継がれた「コンタクト」(連絡先)、「カレンダー」そして「メール」の機能から紹介が始まった。「我々はアーキテクチャをすべて変え、ゼロからiCloudのアプリケーションとして作り直した」。
例えばコンタクトでは、iPhoneに新しい住所を追加すると、それは自動的にiCloudに送られ、そこからほかの機器に転送される。これまではMobileMe同期という機能を使って、複数のMac、複数のiOS機器間で(ユーザーが同期操作を行ったタイミングで)同期していたが、それらの機器に登録されている情報をどれも平等に扱おうとしていたため、機器ごとに異なるバージョンが混在してしまうことが多かった。また、Macで同期したときにどちらの連絡先を残すか問われて、ユーザーが1つ1つ判別する必要があったり、勝手に別の連絡先と認識されて、同じ連絡先情報の複製がどんどん増えてしまうなど、いろいろな問題が起きやすかった。
しかしiCloudでは、常にクラウド上に置かれた情報が、すべての大元となる情報として位置付けられる。iPhoneに新たに追加された連絡先は、即座にiCloudに転送され、それがほかの機器にもプッシュされる。
カレンダーも同様だ。iCloudのカレンダー機能では、カレンダー共有機能も提供予定だが、これも同じ仕組みを使って、共有カレンダーに何か予定を追加するとそれがクラウドを経由し、家族や同僚の機器にきちんとプッシュされ、逆でも同様のことが行われる。
メールでは「@me.com」のアドレスを提供するほか、新規受信メールはすべての機器にプッシュされ、受信箱やフォルダはどの機器でも常に最新の状態に保たれる。
「それから広告も入っていない」――ジョブズ氏はこれが重要なポイントだという人差し指を立てるジェスチャーをしながら、こう付け加えた。「我々は自分たち自身が使いたい製品を作っているのであり、そこに広告を入れようとは思わない」。
これまでMobileMeは、これら3つの機能を核として年間99ドルで提供されていたが、これからは同様の機能を無料で提供する。ジョブズ氏がそう語ると場内からは歓喜の声が上がり、喝采が沸き起こった。
●アプリも、本も、書類もクラウドで管理
「しかし我々はそこで立ち止まらなかった」――ジョブズ氏が紹介した4つ目の機能はApp Storeだ。新しいiCloudサービスを利用すると、これまでにiOS機器で買ったすべてのアプリケーションが「Purchased(購入済み)」という欄に一覧表示され、お金を再び払うことなく再インストールできるようになる。
同様にこれから購入するアプリケーションに関しても、1つのデバイスでアプリケーションを購入すると、ほかの所有デバイスでも同時にダウンロードが始まる。iBooksで購入する本も同じだ。1つのデバイスで購入した本が、ほかの所有デバイスでも追加料金なしでダウンロードされるようになる。それどころか、iPadで書籍を途中まで読み、しおりを挟んでおけば、どのページにしおりを挟んだかの情報がすべての機器にプッシュされるため、後から電車の中でiPhoneで続きを読むといったことも可能になる。「とにかく、ちゃんと動くんだ」とジョブズ氏。
iCloudには、さらにバックアップ機能も用意される。iOS 5では無線LANを使って、PCにデータを同期/バックアップすることも可能だが、これに加えて、PCをいっさい使いたくないという人にも、iCloudを使ったバックアップサービスが提供される。1日に1回、iPhoneなどの機器に登録された連絡先などの情報すべてがiCloud上にバックアップされるのだ。このため、万が一、iPhoneを新調しても、すぐに元の状態に戻すことができる。
バックアップされるのは、購入した音楽、アプリケーションとiBooks、カメラロールに登録された写真とビデオ、機器設定、そしてアプリケーションのデータとなる。これまでiOS機器では、作成した書類やゲームの進捗状況などをバックアップする方法がなく、新たに機器を買うごとに最初から出直しだったので、アプリケーションデータのバックアップは個人的にも期待したいところだ。
●ポストPC機器の使い勝手を変える機能も
続いてジョブズ氏は、ほかに3つの機能を紹介した。
1つ目は「Documents」。WWDC 2011の1週間前にリリースされたiPad/iPhone用のiWork(Keynote、Pages、Numbers)は、実はすでにこれに対応しているという。新しいiWorkのアプリケーションで、書類を作成すると、その書類は自動的にバックグラウンドでiCloudに転送され、iWorkのアプリケーションをインストールした(自分が所有する)ほかの機器にも自動的に転送される。そして書類に何か変更を加えても、その変更が間もなくほかの機器のiWorkにも反映されるのだ。
ジョブズ氏は、これがiOS機器による書類の扱いに対するアップルの答えのすべてだと語る。「我々はこの十年近く、どうやったらファイルという概念をなくせるかを真剣に考えてきた。誰かにMacの使い方を教えようとする。MacはあらゆるPCの中で最も簡単だから覚えるのも早いが、ファイルの話を始めたとたんに難しさが急増して、ついてこれない人が出てきてしまう。そうならないように、iOS機器ではファイルというものを見せないように気を使ってきた。アプリケーションのアイコンそのものが、それで作った書類をも代表するようにしてきたのだ――ちょうどメールのアイコンが、受信メールすべてを包括しするように。しかし、我々がこれまで解決できていなかった問題は、そうやって作成した書類をどうやってほかのデバイスに移すかという点だ。iCloudのDocuments in Cloud機能は、これを解決してくれるパズルのピースだった」。
iCloudの、このドキュメント機能に対応したアプリケーションでは、すべての所有デバイスで書類が自動的にプッシュされ、更新も反映される。さらにアップルは、他社のアプリケーションさえも同様のことができるように「iCloud Storage APIs」というAPIを公開する。このAPIを利用した書類の共有はiOS機器だけでなく、MacやWindows機にも対応する。
続いて紹介されたのはジョブズ氏お気に入りの「PhotoStream」という機能だ。iPhoneで写真を撮ると、それがバックグラウンドでiCloudに転送され、しばらくした後にiPadやMacなど、ほかの所有機器でも見られるようになる。ここまではほかのiCloudの機能と同じだ。MacでiPhotoに取り込んだデジタルカメラの写真も同様で、ほかの所有iOS機器にプッシュ転送される。
すごいのは、これが既存のフォトアルバムの延長として実装されていることだ。使い慣れた「フォトアルバム」機能を起動し、新たに加わった「Photo Stream」というタブをクリックすると、そこにほかの機器から転送された写真が表示される。
この「Photo Stream」写真は、MacではiPhotoに表示されるが、WindowsにはiPhotoがないので、ピクチャフォルダに自動転送される。さらにApple TVにも「Photo Stream」というメニューが用意され、iPhoneなどで撮った最新写真がすぐに見られるようになる。
ただし、こうした写真の転送には問題もある。ファイル容量が大きく、iOS機器の容量やアップルのインフラ(クラウドサーバ)を圧迫する可能性だ。そこでアップルは、以下のようなスキームを生み出した。
iOS機器では最新1000件の写真だけを保管する。それ以上写真が転送されてくると、自動的に消えてしまうが、iPhone/iPad上でずっと取っておきたい写真があれば、それらの機器上でアルバムを作りそこに入れておけばいい。一方、HDD容量の大きなMacやPC上ではすべての写真を保管しておく。そしてiCloud上では30日間保管する。ジョブズ氏は、「これだけ日数に余裕があれば、iOS機器がクラウドに接続されないまま写真を逃す心配はなくなるだろう」と語っている。
ジョブズ氏が最後に紹介したのは「iTunes in Cloud」だ。これにより、iPhoneで買った曲も、PCで買った曲も、1度購入した曲は追加料金なしでほかの機器にダウンロードできるようになる。「これは音楽業界において初めてのできごとだ」とジョブズ氏。
また、iTunes in Cloudでは、さらに何か新しい曲を買うと、購入した曲が自動的にほかの機器へダウンロードされるという機能も用意される(オプションでオン/オフできる)。このiTunes in Cloudは256Kbps/AACエンコーディングで提供され、最大10台までの機器で音楽の同時利用が可能になる。
ここまで紹介した9つの機能がすべて「無料」で提供されることが告げられると、場内からは喝采が鳴り響いた。
●ハードウェア、OS、アプリの統合されたクラウド体験
ここでジョブズは氏はもう1度iCloudの定義を繰り返す。
「iCloudはあなたのコンテンツを保管し、それをあなたが持っているすべての機器にワイヤレスでプッシュする。……それに加えて、iCloudはあなたのアプリケーションと完全に統合しており、すべてが自動で行われる」。
そしてジョブズ氏はこう付け加えた。「我々の競合会社は、アプリケーションも持っていなければ、素晴らしいアプリケーションを作ってくれる開発者の味方もいない。彼らには同じことはできない」。
PCやiOS機器でネイティブに動くアプリケーションこそが、質の高いユーザー体験を提供し、そこに統合されてこそクラウドは意味がある、というのがジョブズ氏の言いたかったポイントだろう。
iOS 5がインストールされた機器を購入し、Apple IDの入力画面でIDとパスワードを入れれば、手動で設定をオフにしない限り、自動的にiCloudが機能する。
容量5Gバイトまでの利用は無料で、これをメール、書類、そしてバックアップの目的に利用できる。5Gバイトというと少なく感じるかもしれないが、購入した音楽やアプリケーション、iBooksの本は購入したというデータが記録されるだけなので、それによってバックアップ容量が減ることはない。また、最も容量を占めるPhoto Streamも別カウントになっている。
なお、iOS 5を搭載したデバイスの出荷は秋のタイミングになるが、新しいiTunes 4.3のβバージョンを通して「iTunes in Cloud」のサービスだけは一足先に提供が始まっている。
●音楽市場とクラウド市場のランドスケープを変えたアップル
ここでジョブズ氏が「実はOne more thingがあるんだ」と告げると、会場からは歓声が上がったが、「いやいや」と人差し指を左右に振り「小さな発表だ」と付け加えた。
そのOne more thingとは「iTunes Match」というサービスだ。iTunes in Cloudサービスによって、iTunesから購入した曲であれば、簡単に再ダウンロードができるようになるが、CDから取り込んだ曲を大量に持っているというユーザーもまだまだ多い。そこで、年間24.99ドルを支払うと、CDなどから購入した曲も自動的に曲認識して、iTunes in Cloudに対応してくれるようになる。このiTunes Matchで認識された曲は、256Kbps AACのDRMフリー形式でダウンロードされる。
アップルはすでに米国最大の音楽配信業者となっている。最近になってAmazonやGoogleも同様のサービスを発表しているが、これらは取り込み済みの音楽データすべてをインターネット経由でアップロードすることを求めており、データ転送だけでもかなりの時間がかかる。しかも、使いやすいアプリケーションが用意されているわけではなく、Webブラウザからの利用だ。さらに(利用料金が発表されていないGoogleは不明だが)、Amazonのサービスは、曲数によって値段が変わってしまい、割高になっていく。ジョブズ氏は「我々のサービスは業界で最も“お得”な内容になっている」と念を押す。
サービスを一通り紹介したところで、ジョブズ氏はこう切り出した。「もし我々が真剣ではないと思っているなら、あなたは間違っている」。そう断言して、ノースキャロライナ州メイデン市に建造している同社3つ目のデーターセンタの写真を披露した。人が豆粒ほどに見えてしまう巨大な施設でありながら、非常にエコフレンドリーな最新技術で建造されており、その中には最先端の高価なサーバ群がびっしりと詰まっている。
ジョブズ氏は、これらの施設を使ってiCloudサービスの提供を開始することが待ちきれない、と講演を締めくくった。
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